映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』

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【イベントレポート】公開記念舞台挨拶開催!

6月17日(土)に映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』の公開を記念して、公開記念舞台挨拶が開催されました! 主人公・アスタ役の梶原岳人さんはじめ、島﨑信長さん(ユノ役)、優木かなさん(ノエル役)、ゲスト声優の高橋文哉さん(ジェスター役)、飯豊まりえさん(ミリー役)が登壇しました。



 盛大な拍手に迎えられ登場したキャスト陣。テレビアニメシリーズが開始した2017年から主人公アスタとして本作に参加している梶原は「皆さん、こんにちはああ!!」と思わず声が裏返ってしまうほど大きな声で挨拶。負けじと島﨑も「皆さん!こーんにちは!てね、ユノはクールなので恥ずかしいんですけど、今日は楽しくお話しできたらと思います。」優木も「たくさんブラクロの良さ、愛を語って行きたいと思います!よろしくお願いします」と元気に挨拶し、続いて高橋は「ここに今日無事に立てたことを嬉しく思います」、飯豊も「ブラクロに出演させていただくことができて、すごく嬉しいです。私の役は少ししか出てこない役柄なので、皆さんと舞台に立たせていただいたこと、とても恐縮です!本日はよろしくお願いします」と挨拶しました。

  

 映画が公開を迎えたことについて、梶原は「テレビシリーズを3年半やってきて、初めての主演作ということですごく思い入れの強い作品だったので、劇場で自分の声を聞くことが夢の一つであったので、本当に興奮していますし、嬉しい気持ちでいっぱいです!」と夢が実現した喜びを明かしました。続いて優木は「テレビアニメシリーズ最終回のアフレコが終わることを惜しんでいた時に映画化の話を聞いたので、次の楽しみをもらえた感覚で嬉しかったです。がっくんと同じように、私も映画館で自分の声を聞くことが夢の一つだったので、初めて映画を観させていただいた時は素晴らしい作品に出させてもらったんだなと改めて感じました。最高っす!!」と話しました。島﨑は「魔法帝のメンバーが強いこと!そしてかっこいい!相手が強いことで、僕たちクローバー王国の魔法騎士団も輝いていって。お互い強ければ強いほど、高め合っていけるようになっているので、本当に素晴らしいミックスアップができた作品だったなと思いました」と振り返りました。

 

  声優初挑戦でオリジナルキャラクターを演じた高橋は、ジェスター役をオファーされた時のことを「この作品で声優に初挑戦したんですけれども、お話をいただいた時は本当に嬉しくて、そこから原作に触れて、こんな素晴らしい作品で魔法帝という役をやらせてもらうことは恐縮でした。最初は説得力を出せるのかという不安もありましたが、どんどんジェスターが形になっていく様子がとても楽しくて!普段の芝居とは違うお芝居の色を知ることができたなと思いました」と話す。「普段全身を使って演じているので、声に全振りして表現するのは何もかも違うなと感じましたし、楽しかったです」とも話し、続く飯豊も「かっこいい、頼もしい役をいただけてやったー!となりました」と明かし、監督からは大人っぽい感じを出すように言われていたとのことで「気合いを入れながら、大人っぽさを意識して演じました」と明かしました。

 原作を読んだ感想について問われた飯豊は「魔法、大好きです!キャラクターがみんな可愛いですし、友情、バトルも面白くて。魔法帝の皆さんが愛おしくて、かっこいいですし、泣きそうになりました。オールスターが集結していて、すごく見応えがありました!」と興奮ぎみに語り、高橋は「男の子なので、観た時は、僕はこういうのが好きだ!と思いました。アスタのキャラクター性のおかげで、いろんなことにより深く入り込めて、魔法って、かっこいいなと本当に思いました。男の憧れが詰まっていると原作を読んで思いました!」と男心くすぐられたエピソードを明かしました。
 完成した映画を観た印象について島﨑は「王道な作品で、こんなに努力・友情・勝利を体現している作品って昨今なかなか少なくて、ここまでストレートに表現しているのは、珍しいですよね!どなたが観ても背中を押してもらえる、一歩を踏み出してみよう、諦めないでいよう、挑戦してみよう、前向きなエネルギーを観れる作品で、映画も同じように背中を押してもらえるものになっていると思いました」と話し、高橋は初めて映画を観た時のことを「衝撃でしたね!映画で手を差し伸べ合ったり、互いに助け合ったりしている関係性が深くみれたのもいいなと思いましたし、初めて映画から観てもブラクロの魅力がたくさん伝わるなと思いましたし、テレビシリーズから観て映画を観た方は、この映画は素晴らしい!と思っていただける、集大成だと思いました。魅力が至る所に散りばめられている作品です!瞬きするのを忘れないようにね!」と瞬きするのを忘れるほど魅力が詰まっていると観客に語りかけました。

 梶原・島﨑・優木の声優チームと、高橋・飯豊の俳優チームは今日が初対面ということで、俳優チームの印象について梶原は「ため息が出るほど美しい…!」と二人を絶賛!続くコーナーではキャスト陣の仲を深めるスペシャル企画として、「声優あるある」「俳優あるある」を当てるコーナーが行われました。  俳優あるあるについて梶原は「4K対応」と発表!回答について梶原は「俳優はカメラに映ることが多いですし、写りが違うよなと思ってたんです。美しいにも繋がりますが、4Kに対応してらっしゃるなと思います」優木も「本当にマジで輝いてます!!二人とも美しいです」と大絶賛、島﨑も「4Kでも全く見劣りせず、実写に近くなってむしろ美しい!僕はまだアナログなんでちょっと…地デジも対応していないのでね!」と会場を笑わせました。 また、声優あるあるについて高橋が「吸入器1日1時間!!&泣き芝居」と発表。これに対し優木は「1時間!なが!」と即反応。優木は家に吸入器があると話すも、梶原は「僕は、まじで一回しか使ったことない」とし、島﨑については吸入器を持っていないということで「一家に一台あると思っていた」と飯豊が驚く場面も。さらに、泣きの芝居に関しても、飯豊が「泣きの演技を声だけで表現できるのが本当にすごいと思います。さっきまで泣いてた人ですよね?と思うくらい切り替えが早い!声優さんならではの技術だなといつも驚きがあるんです」と語ると、島﨑は「声優は瞬間沸騰器みたいなところがある!」と表現。「瞬発力とその場の対応力みたいなのを、声優は持ってるね。現場でお芝居している時に、急に生き別れの双子なんです、って言われるほど唐突なときもありますね」と盛り上がりを見せました。
 企画の最後には、本作でブラクロファミリーの一員となった高橋・飯豊の二人に島﨑がファミリーの掟を伝授!「仲良くして❤︎」という掟にみんなはほっこり。島﨑はこの掟について「作品のチームも仲良くて、黒の暴牛も仲良いのに、現場の空気最悪とか嫌じゃん!」と熱弁。飯豊「今日だけしか会えないのは寂しいなと思っています。これからもご一緒したいです」と話しました。優木も「今回魔法帝が復活したので、またみんなに復活してもらって!またみんなで演技したいですね」と続編での共演を熱望していました。

 イベントの最後には公開を祝して原作者の田畠裕基先生からの手紙が梶原によって代読されました。

【田畠先生からの手紙】
映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』が遂に公開しました!やったー! 先日僕も映画館で観させて頂いたのですが、とにかくキレイな画面でメチャクチャ動く! 大迫力のアクションシーンが目白押しで、とにかく動きまくる! つくって下さった皆様の熱量で、良い意味で脳と体がぶっ壊れそうになりました!! 仕上げて下さいました種村監督をはじめ アニメスタッフの皆様ありがとうございました! そして、声優の皆さんにも 声でブラクロのキャラに命を吹き込んで頂きまして 本当にありがとうございました! 各キャラの声が、叫びが、魂に染み、響いて感動しました!! ブラクロの映画、大人としても、原作者としても最高に楽しめたし、少年の僕に観せてやりたいです。 ファンの皆様も長い間待っていて下さいましてありがとうございました。 必ず満足いただける作品になっていると思いますので、 是非、楽しんで下さぁぁぁい!!!


 手紙を受けて高橋は「一度対談をさせていただいたことがあって、ジェスターやブラクロに対する思い、熱量がすごくて!愛もすごくて!ジェスターを体現して、先生に劇場で観ていただき、しっかり届けられたのは嬉しいです。素晴らしい環境でお芝居ができたなと思います」と話し、飯豊は「この作品を通して対話できたができたことに、鳥肌が立ちました」とブラクロファミリーになった喜びを話しました。

 イベント最後のメッセージとして高橋は「本当に映画『ブラックローバー 魔法帝の剣』は、観終わった後にエネルギーをもらえますし、それぞれのキャラクターが手を差し伸べ合う姿を真っ直ぐ楽しんでいただけたら嬉しいです!」と力強く語り、梶原は「ブラッククローバーからはたくさんのエネルギーと前を向くパワーをもらっているのですが、アスタを演じながらも、アスタとして発する言葉にすごく力をもらっていて。人生のテーマになるような言葉や、力強い姿が映画にすごく詰まっていると思うので、観てる皆さんも同じように、魂に響くような何かや、人生を進むパワー受け取っていただけたら嬉しいなと思います。一生懸命演じましたので、是非ともよろしくお願いいたします」と語りました。
 
 そして「ブラクロ」お決まりの、会場一体となった「諦めないのがオレの魔法だ!!」で締めくくり、観客からのアツい拍手に包まれてイベントは幕を閉じました。

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